音でお届け
みなさんご存知、三好の出番でございます。
お元気でしたか?
ちょっと色々と過去を振り返ることがあったので、つらつらと綴りますね。
小さい頃から、ラジオを聴く機会が多かったです。ラジオから聴こえてくるパーソナリティの声を、寝ぼけ眼で朝ご飯を食べながら、夕食を食べながら、部活の疲労と宿題と闘いながら毎日のように聴いていました。
ラジオって音でしか情報が入ってこないのに、聴いているとブースの中の様子や、中継の様子が鮮明に想像できる。とても楽しくて、不思議なコンテンツ。
地元のラジオ局が放送していたローカル番組以外に聴いていたのは、「ジェットストリーム」「スクールオブロック(以外SOL)」「林原めぐみのハートフルステーション」です。大好きで大好きで放送が楽しみでした。
特に、「SOL」は学生時代の僕に大きな影響を与えた番組でもあります。「ラジオの中の学校」という斬新なテーマを持つこの番組は、心の拠り所でもありました。
パーソナリティは「校長」と「教頭」。完全に学校ですね(笑)
トークが抜群に面白く、コーナーも楽しい。
この番組聴いてから、「ラジオのパーソナリティもやりたい!」って思うようになりました(実は、この「SOL」の番組企画「逆電」で何度か出たことあるのです!)。なんなら、「SOL」のパーソナリティになって、生徒たちに寄り添いたい!そんな思いを持ちました。
社会人になり、ラジオを聴く回数も激減し、今では「ラジオドーナツ」という番組くらいしか聴いていなかったのですが、ふと「SOL」を聴いたら、教頭が変わるとのこと。なんたるタイミング。今に至るまで何度か校長と教頭は変わっているのですが、やはり寂しい気持ちに。そしてその気持ちと同時に、ラジオパーソナリティをやりたいという目標というか夢の1つを再確認しました。ぼんやりと忘れかけていた夢への情熱がまた蘇った、そんな気がします。
夢は変わるものだし、叶えるものだし、追うものだし、思い出すものでもある(反面、諦めるものでもあるのだけれど)。夢、今の自分の夢ってなんだろう。自分のことを見つめ直す機会をまさかラジオから与えられるなんて。やっぱり、ラジオは良いですね。
夢といえば、今回の公演も夢が大きなテーマです。台本に若干の修正が入り、シーンを詰め、精度を上げております。
最近、主宰もスパルタ気味になり、世界の蜷川みたく灰皿を投げつけるようになりました。怖すぎて夢にも出てきてしまいます。
…………ウソですごめんなさい。
主宰は優しいながらも的確に、ダメ出しをしてくれます。最初に比べるとハードルも高くなってきました。
ピリッとします。
背筋が伸びる思いです。
僕の猫背もついでに治ってくれればいいのに。
稽古もいよいよ佳境にさしかかってきています。
お席の余裕も無くなりつつあります。
皆様に、夢ともう一度向き合って頂けるような作品です。
ご予約はお早めに!