力を抜くということ。

夏の暑さが嘘だったかのように涼しい風が吹き始める今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか?

こんにちは、今回のブログ担当 中嶋 岬です。

とても遅筆なので、最近ブログを停滞させては他の方を困らせています…大変申し訳ない。

 

私はここ最近、所属劇団のほうでとある演劇祭に参加しており、

お知り合いの劇を観に行ったり、公演の稽古をしたりと、演劇漬けの毎日を送っています。

仕事で日常が埋まるのは耐えられないですが、好きなことで埋まるのは幸せなものですね。

 

そんな忙しくも楽しい毎日を送ってるせいか、

「しーちゃんのはじめての作品」も、いつのまにか稽古期間(3ヶ月)の半分を過ぎていることに気づき、驚愕です。

 

約1ヶ月半、週の半分は一緒に過ごしているため、座組のメンバーも非常に打ち解けた様子が稽古中に見られます。

 

9/16の稽古では、少し遅れてそろそろと扉を開けた私に対して、飛んできたのはこんな言葉。

「中嶋さん、デートの定義ってどこからだと思いますか?」

どうやらアップをしながら、恋話に興じていた模様。

 

ところで、デートの定義って何なんでしょうね?

その時は「示し合わせて2人で遊びに行ったら」と答えましたが、よくよく考えたらそれは友達だったら当てはまらないしなぁ…と思います。

恋愛の価値観って難しいし、人のものを聞くのも楽しいですよね。

 

さてさて。

同日の稽古では、

・マニピュレーション

・キャラエチュード

・シアターゲーム

・細かい役の擦り合わせ

を行いました。

 

マニピュレーション。

全身に力を入れた状態から始まり、手首、肘、肩、首…と順々に力を抜いていくというもの。

倒れるなどのモーションをする際に、脱力してから行うことによって、綺麗に見せたり怪我を防いだりできるそうで。

その感覚を掴む一環として行っています。

 

実際、指示通りひとつひとつ脱力をしてみると…。

「これは本当にここの力が抜けている状態なのか?」と自問自答を繰り返してしまい、なんだかよくわからなくなってしまいました。

 

私の場合、一番最初に抜かなければいけないのは、頭の力なのかもしれません。

 

そして最後に、本日は人が少なかったということもあり、役の細かな擦り合わせを行いました。

作演のはまさきさんと1対1で、以前作成した「自分の役のプロフィール」を元に話し合うのですが、これがとても有意義な時間でした。

 

普段の稽古中では伝えきれない方向性や意思を丁寧に聞いてもらい、

また、はまさきさんも作演目線から見たご意見をいただき、沢山見えてくるものがありました。

 

疑問や不安もほぼほぼ解決できたので、やはり対話は大事なことだなぁと感じた時間でした。

 

本日の一枚。

f:id:pegasasu1031:20190919121800j:image

ぴよぴよ

 

稽古もいよいよ後半戦に入りますが、

良い舞台にできるよう、座組一同努めてまいります。

11/3-4「しーちゃんのはじめての作品」

どうぞよろしくお願いいたします!